心臓病に向き合う勇気が出るまで

1月 30, 2021

今日の箴言 命を賭してこの旗を守り勇気凛々と掲げながら、常に勝利の大道を歩みゆこうではないか byナポレオン

ついに体調を崩しました。

体調が優れなかったけど、無理してバイトへ。バイト先で階段を上がっていけないのです。身体が重苦しくて脚を上げられず、手摺りにつかまりながら泣き崩れてしまいました。

いいから今日は帰りなさい、と言われたものの、どう帰宅したのか覚えていません。

家に帰っても日に日に脚や身体が膨らんでいきました。体重にして9kg増えていました。自分の洋服も着れなくなり嫌々母の大きめの服を着ては、自分の醜い姿に許せない気持ちでいっぱいになりました。もう嫌だ!人にも会いたくないと、わめき散らし夜も眠れず一晩中泣いて過ごす日々となりました。

母がわたしの精神の安定を求めて流してくれた喜太郎の曲やアジア系のお香…辛い思い出の象徴となりました…。ごめんなさい。 長年つけていた母の日記がこの頃は途切れがちになっています。書き込む余裕がなくなっていたのでしょう。。

今思えばこの時点で心臓疾患について向き合い病院へいくべきでした。しかし他に原因を求め、近所の診療所へ。点滴をされたのみで、自宅で過ごしていました。

心も疲れ果て気が狂ったようになったわたしを、両親は心療内科へ連れて行きました。やはりたいした処方もなく、階段を上がるのもおぼつかないわたしを、ついに総合病院へ連れていき、そのまま入院となりました。

身体のむくみの原因は腎臓かも知れない、と思ったのですが、そうではなく心不全による症状とはっきりわかりました。やっぱり心臓か、ついに手術か…恐怖が襲ってきました。

排尿が滞り残り一週間の命か

この頃、排尿が一日200cc程しかなく、医師や看護師はあと一週間持つかどうか、と懸念していたそうです。内心、可哀想にと思われていたのでしょうか。

しかし、強心剤と利尿剤の投与後、翌日には5000ccまたその翌日には2500ccもの排尿があったのです!信じられない程の回復でした。

身体は身軽になりましたが、食事を戻したり、食べられなかったりとストレスのせいか胃も不調となりました。

もう成人した大人のわたしでしたが、精神的安定のため、母も病院に泊まりそばにいてくれました。まったく子供がえりの21歳でした。。

ポチッと応援お願いします🐬