感染予防の抜歯
今日の箴言 人生から友情を取り去るのは、この世界から太陽を取り去るようなもの byキケロ
親知らずの抜歯
虫歯菌がもし心臓内へいくと感染性心内膜炎などを引き起こすので、その感染リスクを減らすため処置、抜歯が必要となります。
私は5月の手術を前に、奥歯の親知らずに虫歯が見つかりました。専門用語で言うと「右下水平埋伏智歯より排膿を生じる」状態でした。
地元の歯科クリニックから紹介状をもらい、やっぱりいつもの大学病院の口腔外科で抜歯することになりました。
以下は、病院からの説明の一部です。ご参考まで。
検査•治療の流れ
抜歯が始まる前
治療の日の体調が良好であることが必要です。当日の飲食やいつもの飲まれている薬剤の服用は処置に支障がない場合がほとんどです。しかしワーファリンなど血液に作用する薬剤を服用している方については、数日前からの内服方法の変更や、処置前の抗生物質の内服が担当医から指示されることがあります。
治療時間
治療は、血管収縮薬を含んだ麻酔薬を利用した局所麻酔でおこないます。終了時間は端の部位や本数によりますが、ほとんどの場合1時間前後最短で15分最長で2時間程度となります。
抜歯が終わった後
傷口の感染を防止する目的で抗生物質を一定の期間の服用が必要になります。麻酔が切れた後に傷の痛みが生じる可能性がありますので、痛み止めの処方も行います。傷からの出血は清潔なガーゼを圧迫することで対処しますが、治療の翌日まで唾液への血液の混入を経験される方がほとんどです。
歯肉の切開や骨の削除を伴う抜歯では、唇や頬まで広がった顔面の腫脹や熱感を生じたり、口が開きにくくなることがあります。このような場合には数日間は通常の食事をとることが困難になります。また抜歯後に発熱や倦怠感などを認める場合もありますので処置当日は安静が必要となります。
治癒
通常は治療後2週間で粘膜が傷を覆う形で治癒しますが、傷の感染が生じた場合には抗生物質の服用の延長や、局所麻酔をして傷口の再洗浄処置を行うこともあります。喫煙が傷の治りに影響することが知られていますので、治療前後は禁煙となります。
治療の中止
あなたがこの治療に同意され、治療を受けられることを希望されても、治療前に医師の判断により中止や延期となる場合があります。具体的には、治療を行う体力があなたにないと判断された場合や、治療に必要な薬の服用もしくは中断を忘れた場合、治療機器のトラブルなどです。また治療中でも医師の判断で中止となることもあります。具体的には、偶発症のためこのまま治療を継続することがあなたの生命に危機を与える可能性があると判断される場合などです。
施術中とその後
説明書きにあったとおり、私も施術前からバイアスピリンの服薬を中止していたと記憶しています。処置室では血圧計も装着して、若手の女医と育成係の女医、このお二人で取りかかってくれました。そこは大学病院、またしても若手医師の経験値を積む、もしくは日頃の成果を発表する機会になっていました。「上手くなったじゃない」「そうですかぁ、ありがとうございます」との会話。お二人での施術だったのでこちらも安心しました。
グイグイ抜かれたり砕かれたり、道路工事を連想しながらも、痛みは全く感じませんでした。予定通りスムーズに終わりましたが、やはり、ほっぺたがかなり腫れてしまい、数日口が開けにくく😣 食事を摂れないので飲むゼリーやウエハースなどで栄養補給しました。充分に栄養がとれず少し痩せてしまいましたが、心臓手術への準備が徐々に整っていきました☀️
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